#ネタメモ
妄想を聞いて下さい。
ヒカ/キャスでヒカくんに芽生えそうになった恋の芽を摘むキャスと、それを踏まえて隣にいてくれるテメ。


幻覚なのか影響受けてなのかわかんないんですけどお!
でも最初から割とヒカくんはキャス肯定寄りで、テメは否定の発言もする人だという印象がございましてね?私の中にね?

それでね、ヒカくんとキャスの距離が3章辺りから近づいて、4章を経たあとから「my best friend(友よ)」って言ってたヒカくんがだんだんキャスのことは「Castii」と名前で呼ぶようになり、何かの折に触れては背中合わせに戦ったり何やりすることが増え、でもキャスが大ダメージ負ったときなんかは激しい衝動に圧されるままに手が動いてしまったりして悩んで、それをキャスに話すときがきっと来ると思うんですよね。
その言葉の一つ一つを紐解いていくともしかするとそれは……友愛や仲間愛にしては強すぎて、相棒というには独占欲があり、恋愛と呼ぶにはあまりに純粋で弱々しくて
「ごめんなさい。私がそれに名前をつけることはできないの」
「でも」
「気付いては駄目」
「あなたが守りたいものは、一つだけではないもの」
て言ってそっと恋や愛になりかけたその愛を摘み取って欲しいんですよね……。
で、全員でのラストを迎えたあとに、みんなでお疲れ様会とかしてて、テメノスが隣に座ってくるわけです。
「飲み過ぎですよ」
「あら、まだこれだけしか飲んでないわ」
「酔ったあなたを介抱するこちらの身にもなってください」
みたいな感じてこう、最初はポツポツと旅を振り返る感じで2人で語ってるんですけど、
キャスがヒカくんの背中を見てることに気づいたテメはうっかり「良かったんですか?」て聞いてしまうんですよね。
「……なにを、なんて返すのは野暮よね。いつから気付いていたの?」
「いま聞いているのは私の方ですよ、キャスティ。あなたの問いには後で答えましょう」
「見逃してくれないのね」
少しの沈黙の後に、肩をすくめて、
「寂しい気持ちはあるけれど、良かったんじゃないかしら。想い合っているなら結ばれるべきとも思わないし、私も彼も、まだまだすることがたくさんあるから」
「……想い合っているのなら、それこそ手を取り合って幸せになっても良いのでは」
「時々、あなたは優しいわね」
「私はいつでも優しいですよ」
「……そうね。そうだったわ。こうして一人で別れを決めようとしている私に、声をかけてくるんだもの」
お酒を卓上に戻して、テメノスの方に上体を傾けつつ(2人は円卓に向かい合って座ってるので肩が触れ合うことはない)。
「きっと、この先もこうやってあなたが傍にいてくれるつもりなんでしょう?」
「……教会に来て頂ければ、いつでも対応しますよ」
「そうね。近くを通るときは必ず顔を見せるわ」
なんて二人で少し話して、不意にキャスがお酒をテメノスに差し出し、飲む?と訊ねる。
「飲みませんよ」
「分かったわ。これはパルテティオにでもあげましょう」
そう言って立ち上がったキャスが、テメノスにありがとう、とお礼を言ってヒカくんやパルたちのいる輪に戻っていくんですが、そのキャスの後ろ姿をテメノスはまったり、どこか眩しそうに見つめてる……ってわけ!
読んだ


私のヒカ/キャスの概念てこれなんですよね。「気づいてはダメ」がテーマなんだと思いますわ。

キャスとテメだと「隣」かもしれない。最初に見たパティチャを親だと思ってるから……。

じゃあテリサイだとなんなんですか?「気付いたら負け」?「知りたい」?「好奇心」?なんだろう……目と目で語り合えるくらい通じ合えるのに口開いたら言い合いもできるこの二人のあーだこーだいうところを見ていたいから……ですかね……。「あんたが/キミが悪い」がテーマかもね。戦略の違いだね。そうだね……。これでまた一つ本作りたくなるな……。

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