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BONNO!
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ヒカ・キャス・テメに対する煩悩かべうち

No.283, No.282, No.281, No.280, No.279, No.278, No.2777件]

#テメキャス
#テメキャス「いつもの仕事」
続きの2枚を放置してましたので描きました。前の3枚と合わせてどこかで描き直そうと……思います。

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この後ちゃんと結ばれました、と、キャスが返事をするまでの過程をな……そのうちな……どこかでな……描けると……いいですよね。

これを1番に描いたせいで、逆に最近はキャスの方から誘ってテメが遠慮してる話を楽しんでいる節があります。
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漫画

#ヒカキャス
#ヒカキャス長い話

第二話的な。
キャスがテメとアグちゃんとよく話し、その後ヒカとキャス二人きりでお話しています。




誰かを思うことは素敵なことだ。
誰かを助けたいと思う自分だから、そう思うのかもしれない。
これは、何かをしてあげたい、なんて献身的な思想ではないのだ。
誰かを笑顔にできたら。のびやかに生きていけるのなら、それがいいと自分が思うだけ。
治療者は自分までもを駒のように俯瞰する。そうすれば自分が何をすれば明確になるから、自分の感情や思いは踏み出す一歩のエネルギーにしか使わない。
だから時々、自分に立ち返ったとき──自分の気持ちや考えで頭が一杯になってしまうと、どうして良いのか分からなくなる時がある。
「休む時間なのでは?」
治療記録や旅の記録を書き留め、身体を伸ばしがてら甲板に出ると、からかうように声が掛けられた。
「……そういうあなたもでしょう?」
「私は小腹が空いてしまったので」
正当な理由があると言ってテメノスはすまし顔をしたが、キャスティはこの時間まで彼が何をしていたのか知っていた。ソローネとパルテティオに酒に誘われていたのだ。酔いを覚ましがてら抜けて来たのだろう。
食堂兼団らん室からはアグネアとパルテティオの楽しげな笑い声が響いている。
「まあ、どちらでもいいわ。夜更かしはだめよ」
「やれやれ。あなたの前では私まで子供にされてしまいますね」
「ふふっ……」
「なんです?」
「子供の頃のあなたを想像してしまったの。背だけ小さくしてね」
呆れたように肩を竦めるので、ごめんなさい、と口先だけで謝る。
「お酒、私の分も残ってる?」
倉庫へ向かうテメノスの背中に呼びかける。乾物は場所を取るので倉庫の片隅にまとめている。中に入ったテメノスは、少ししてから両腕にいくらかの布袋を抱えて出てきた。
「ありますよ。なんなら私の分も差し上げます」
そのうちの二つを拾い上げ、荷物持ちを分担する。
「残念。あなたとお酒を飲もうと思ったのに」
「……遠回しに面倒を見ろと言ってます?」
「あら、どうして?」
「いえ……」
明るい銀髪を今だけは星空の色に染めた彼は、ややあって苦笑した。
「いいですよ。一緒に飲みましょうか」

キャスティは仲間の女性達の中で一番年上だ。それは記憶を取り戻す前からなんとなく察していたことでもあるし、記憶を取り戻してからも自分の年齢について深く意識したことはない。
鈍いのだろうと思う。何かをしたいと思う気持ちが強いから、自分がどうであるかなんて、制限にさえならなければ何歳でも関係ない。
ただ、話しやすさだとか、関わりやすさにはそういった部分が影響しているような気がする。子供たちから見れば年の離れた女性であり、初老の者から見れば若い女性と括られる。
自分はどうだろう。テメノスには話しやすいと感じる。年の近さゆえか、感覚的なところが言語化せずとも伝わるような、そんな錯覚をよくするのだ。一方で、オズバルドやパルテティオにも話しやすさを感じるし、ソローネ、アグネア、オーシュットは同性であるからそもそも話しやすい。
ヒカリは、どうだったろうか。
話しかけたのはキャスティだったが、その時は彼の傷を心配していただけなので覚えていない。
「キャスティさん、そろそろ眠くなってきた?」
「ううん、少し考え事をしていたの。ありがとう、アグネアちゃん」
グラスはすでに空だ。隣のテメノスはソローネ、パルテティオと談笑している。
スターになるためにと旅の資金を稼ぎ、ようやく旅に出て、ついこの間トロップホップで夜のひとときを盛り上げた。アグネアのたゆまぬ努力と舞台の上での輝きは仲間なら誰もが理解していて、年の近いヒカリも真っ直ぐに褒めていた記憶がある。
「……アグネアちゃんって、誰かを気になったことってある?」
「えっ?」
女性としての魅力をどこに感じるかは、人それぞれだ。それでもキャスティは仲間の中で自分が一番そういった話から縁遠いと思っている。化粧は肌に悩む女性のため、スカートを履くのは何かの折に端を切れば当て布にできるからで、髪の毛だって邪魔にならなければいいと思ってまとめているだけだ。
「え、ええ……うーん、あんまり考えたことなかったべ……」
「あら、そうなの? でもアグネアちゃんならすぐにいろんな人から声を掛けられるわよ。デートに行こう、一緒にお茶でもしよう、……色々言われるから覚悟しておかないと」
「そ、そうなんだべ……?!」
「なになに、何の話?」
ソローネがアグネアの様子に興味を持ったか、グラスを掲げて話に割り込む。パルテティオとテメノスも含め、話が膨らむ。
「じゃあさ、キャスティもそうやって言われたことがある?」
「さあ……治療のお礼にって言われたことはあったかしらね」
皆が皆、揃って視線を逸らすので気になった。が、何気なく壁の時計を見て、キャスティはあっと立ち上がる。
夜の航行は危険が伴うので船は錨を下ろして停泊する。しかしそうなると魔物の脅威に晒されることになるため、船夫達とは別で交代で見張りをすることにしていた。
いくら温暖な海でも、夜風を浴びていると身体が冷える。
だからキャスティは就寝時間の前に見張りをする仲間たちへ温かい紅茶を差し入れることにしていた。
その時間が、まさに迫っていたのだ。
「今夜の見張りって誰だ?」
「ヒカリだよ」
仲間達の会話を何気ない素振りで聞き流し、紅茶の準備をする。
「キャスティさん。私も手伝います!」
「ありがとう」
アグネアと並んで誰かのために準備をする。そういったことはこれまでにも何度かあった。もちろん、彼女が怪我をしないよう気をつけながらだ。
「アグネアちゃん、そこの袋を取ってもらえる?」
「はーい。これだね」
紙袋を受け取り、ナッツにチーズ、薄くスライスしたパンを追加する。本当なら彼の故郷の食事も作って上げたいところだが、東ではコメの入手が難しいので諦めた。
「ヒカリくんは見張りの時も鍛錬をしがちだから、栄養補給をと思って」
うんうんと頷くアグネアを見ていて、ふと、彼女に頼めばいいのではと考えが過った。年が近く、仲は良い。今はそう見ていないだけで、この先彼女が恋をする相手がヒカリになる可能性だってある。
なんて、そんなふうに思うのはお節介が過ぎるだろう。
人の心は移ろうものだし、相性だってある。仲間だからといって、結ばれたら幸せになれるとは限らない。
紅茶を水筒とカップに注ぎ、皆にも振る舞う。
「ありがとう。行ってくるわね」
「うん。いってらっしゃーい」
(ごめんね、変なことを考えて)
心の中で謝罪を唱えて、差し入れを手にキャスティはヒカリの立つ見張り台へと向かった。


夜の見張りは退屈だとソローネは言う。
だが、ヒカリは良い時間だと思う。鍛錬もできるし夜の凪いだ海の音は存外、耳に心地よい。
見渡す限り砂塵ばかりの国で育ったからか、水の音が聞こえるだけで身体が潤う気さえするのだ。
「──」
人の声を聞きつけ、ヒカリは素振りを止めた。
下方を見れば、角灯を片手に誰かが話をしている。
(……キャスティと、テメノスか)
端々に聞こえた声の高さから男女二人組だと分かり、角灯の照らす色と影の形から相手を推測した。
間もなく一人が離れ、部屋へと戻っていく。眠るのだろう。
もう一人はさらにヒカリの居る見張り台に近付く。
コンコンと柱を叩く音がしたので、梯子の方へ顔を出した。
「どうした」
「温かい飲み物と、差し入れよ。引き上げてもらえる?」
「ああ、助かる。いま……、」
荷籠を上げ下げできるよう縄の仕掛けが作られており、これを使ってキャスティは見張り番へ差し入れをしていた。いつものことだと知っていたから縄を下ろそうと手に取ったわけだが、ヒカリは不意に手を止め、呼び掛けた。
「そなたも来ないか。……少しだけでいいから」
キャスティの反応を伺う前に縄を下ろす。
返答がなんであれ、ヒカリは縄を引き上げるだけだ。キャスティが縄に水筒や紙袋をくくりつけたので、縄を引く。
「ありがとう」
「どういたしまして」
思うより近い場所から声が響いて、驚いた。
見張り台は大きな帆を支える柱の中腹にあり、一人二人座ることのできる広さがある。
そこに二人肩を並べて座り、ヒカリはキャスティから差し出されるままに水筒を受け取った。ちょうど喉が渇いていたので紅茶を飲み、紙袋を受け取る。
「もう休む時間だろう。引き止めて悪かった」
「いいのよ。まだ起きていたい気分だったから」
彼女からは仄かに酒気を感じた。それでテメノスか。
「飲んだのか。知らずに呼び付けてすまなかった」
「いいのよ。一杯しか飲んでないもの。それに、少し熱を冷ましたかったから」
「……顔色は特に変わっては見えないが」
「そうかもしれないわね」
角灯に照らされたキャスティの頬は、暖色を帯びていて、赤らんでいるのかどうかは分からない。ヒカリは何気なく見つめたつもりだったが、キャスティは片手の手袋を外すとヒカリの頬に手を伸ばした。
「ほら、あったかいでしょう?」
確かに彼女の手のひらは温かかった。
「……そうだな」
彼女の方から触れてくれたことを喜びたくて、ヒカリも思わずその手に触れていた。ようやく迂闊な行動を取ったと気付いたのか、キャスティが腕を引くので、軽く握り締めてから離す。
「酒を飲むと、隙が増えるのだな」
「さあ、どうかしらね」
ヒカリに握られた手を庇うように隠す、その仕草が彼女らしからぬものに思えて、ふ、と笑う。
「ヒカリくんは飲まないでしょう? 確かめようがないわよ」
「ク国を取り戻した暁には、流石の俺も酒は解禁する。カザンも飲みたがるだろうからな」
「……ふふ、そんな時でも仲間のことを思うのね。あなたは」
余裕を取り戻したらしいキャスティが、柔らかに微笑み、空を見上げた。それからおもむろに角灯の火を消す。
「どうした?」
「見て」
言われるままに見上げた空には月が浮かんでいた。
「二人で旅をしていたときのこと、覚えている?」
リューの宿場町からウィンターランドでオズバルドと出会うまでであるから、ひと月は二人で居ただろうか。覚えている。
「私、記憶を失ってはじめて頼った人が、あなたなのよね」
関わった人間で数えれば、ヒカリなど何番目かも分からない。だからそんな言い方をしたのだろうと思うが、彼女の言葉選びが妙に気にかかる。
「……カナルブラインで見上げた夜空の美しさを、誰かと共有したかった。だから当時も、野営の時に星空の話をしたのよね。それで、」
空を見上げていた瞳がヒカリを捉えた。灯りはなかったが、それでも月の光が淡く彼女の形を象り、その瞳の輝きまでもがよく見えた。
「今でも思い出すの。あなたもこの空を見て、綺麗だと言ってくれたこと……とても嬉しかったわ」
「……そうか」
なぜ、そんな話を始めたのか、しようと思ったのか、聞こうと思ったヒカリの肩に軽い衝撃が走る。
キャスティがもたれかかったのだ。
「眠いのか?」
「そうね、そうかもしれない。……少しだけ、休んでもいいかしら」
「ああ……」
好意を寄せる相手に頼られている。そうでなくとも彼女は大事な友であり、仲間であるので、肩を貸さない理由はなかった。
仮眠用の毛布を引き寄せ、彼女に掛けてやる。
彼女は気付いているだろうか。
あの時と違って、自分達は今の距離でも穏やかに寝られるということを。
(……他に大切なものがあるから、か)
ヒカリとて一つに選び取るつもりはない。大切なものは大切なまま、その上で彼女との関係を築けたらと思うだけだ。
仲間でなくなっても、顔見知りの友人となっても、それでもいい。助け合える存在で居られるなら構わない。
構わないが、できることなら、彼女がこうして眠る時に傍に居られるなら、嬉しいと思う。
「……よく、寝るといい」
頭を傾けて彼女の髪の柔らかさを頬に受けることもできたが、ヒカリはそのまま不動を貫き、見張りに徹したのだった。



好きな女に肩を貸しても不埒な事をしないク国の王子様最高だと思う。
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小説

#ヒカキャス
#ヒカキャス長い話
前からの続き。「友呼ぶ」シリーズからさらに恋愛色を強めたお話で、漫画で描こうと思ってたせいでヒカ→キャスの流れを端折ってますがそのうちその話も出てきます。

セリフ少なめですがトラベラーズはみんないます。


ヒカ4章後、キャス3章後の時間軸で船を手に入れた実プレイからの妄想で……定期船じゃなくなったので、プライベートな時間も多く取るようになったんじゃないかなあみたいな、そんな雰囲気をこれから出していくと思います。


ヒカリ達八人の旅人が海を行き来することに慣れた頃、使い慣れた定期船に別れを告げるときがやってきた。
トト・ハハ島の造船所にてパルテティオが買い付けた大きな船がこの度完成したのだ。
青い帆に、青い蛸の紋様。定期船をも凌ぐ大きさの船は、八人が乗るにしてはやや豪華だ。
「おお……!」
「見事だな、パルテティオ」
「な! いやあ、見事なもんだよ」
テリーとの契約書のやり取りを終え、帽子を片手で押さえながら歩いてくる彼と感想を言い合う。ヒカリは女性陣達が梯子を登り終えるまで仲間の白い帽子に視線を注ぎ、オーシュットに呼びかけられてようやく頭を動かした。
「パルティ〜! 海渡ろう!」
「おうよ! ヒカリ、俺達も乗るか」
「ああ」
賑やかな仲間達の声が甲板から響いてくる。縄梯子を上り、船の上に立つと、なるほど感嘆の息が漏れるほどの景色が広がっていた。
「すげえ〜……遠くまで見渡せるぜ」
アグネアとオーシュットが軽やかに駆け回り、ソローネは海を見渡し、キャスティは船の内部を物珍しげに見て回っている。オズバルドとテメノスが上船したところで、パルテティオが一通りの部屋を案内すると言って皆を呼び寄せた。
「こっちが男部屋で、こっちが女部屋だ。食堂はこっちだ……キッチンもあるから食料さえ買い込めば問題ねえだろ」
「助かるわ。航海中は壊血病になりやすいから。料理で防げそうね」
キャスティが気に入ったのは治療室とキッチンだ。
ぶつぶつと船に乗せる食材や調味料を確認し始め、その隣でオーシュットが肉を強請り始める。隣で調理器具を物色していたソローネが、包丁に指を添え、いいね、と呟いた。
「良いものが揃ってる。これもあんたが?」
「まあな。貴族様向けに着工されたものらしくてよ。装飾一つ一つに技巧が凝らしてある。安モンの包丁も悪かねえが……長く使うなら、揃えておいたほうがいいだろ?」
「へえ……。やるじゃん」
口笛を吹くソローネの背後、壁掛けの小棚を見ていたオズバルドが部屋の隅の樽を見つけて渋いため息をつく。
「……酒はあるのにコーヒー豆はないのか」
「挽く道具もありませんし、買い出しに行かれては?」
戸口で仲間を見守っていたテメノスが苦笑と共に提案する。
「倉庫もそれなりの広さでしたね。一ヶ月分の食料は保管できるのでは?」
「じゃあいっぱい買い込もう!」
楽しみを隠さずアグネアが両手を握りこぶしにして意気込む。彼女のまばゆい明るさに負けじとパルテティオが白い歯を剥き出しに笑い返した。
「それなら安心してくれ。船を動かすには人が必要だろ? ついでに食材も頼んでおいた。──一時間もしねえうちに、出航だぜ!」


グランド・テリー号は西へ向かって舵を取った。
ソローネが海図を手に入れ、目指すべき離島を決めたためである。
風が吹き、夕暮れ時の空は朱に染まっていた。この分なら夜も晴れるだろうと航海士が天候を読む。
「おーおー、アグネアも大興奮だな」
パルテティオが口笛を拭いた。その音を上書きするようにアグネアの高らかな歌声が船上に、空に響く。
「素敵ね」
ヒカリがパルテティオと同じくアグネアの舞と歌に感心していると、キャスティがやってきた。食事の準備のためにケープを脱いだだけなのに、夕陽に照らされたその身体の細さが目に焼き付く。
儚く倒れるようなひとではないと理解している。それでも、風に揺れる金髪や薄青の服の裾から覗く四肢がどうにも気になった。
「ご飯の時間よ、って呼びに来たのだけど……歌が終わってからにしましょうか」
「そうだな。お疲れさん、キャスティ」
「ふふ。ありがとさん、パルテティオ」
笑顔が交わされる。二人の仲の良さはこれまでにも見守ってきたので今更何かを思うことはなく、しかし、キャスティがこちらを見て瞬きをしたのでヒカリは軽く首を傾げた。彼女が何かに驚いたように見えたのだ。
「どうかした?」
「いや?」
「あら、そう。……じっと見ているから、話したいことがあるのかと思ったの」
歌を邪魔しないようにと思ったのか、キャスティは言いながら肩と肩が触れ合いそうな距離まで近付き、後半のセリフは一層声を潜めて言った。
姿をみとめるだけで鼓動が早くなる我が身だ。それだけでどうしようもなく緊張を覚え、落ち着き払って返せるまでに数秒時間を要した。
歌が終わる。パルテティオが手を鳴らし、船首で同じく耳を澄ませていたらしいオーシュットが指笛を吹いた。
「見惚れていた」
「え?」
「それだけだ」
心地よい風が顔に集まる熱を冷ましていく。
それからすぐキャスティはご飯のために呼びに来たと皆に声をかけた。ヒカリとは一度も視線が合わなかったが、それが普段と違う行動だと分かるからこそ、先程の言葉が彼女に響いたのだと理解でき、晴れやかな気分で仲間達の後に続いた。

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ヒカキャスに落ち着くのがextraED再会後なので「長い話」としてまったりまとめていきます。

小説

#つぶやき
ヒカキャスの漫画ページに、ビューワーを実装しました。スマホだと電子書籍を読むような形で読めます。

他の漫画もこれからはこの形式で再掲・新規公開していきます。

情報

#ヒカキャス
#ネタメモ

ヒカくんさ、肌が隠れてる方が色気を感じる文化で育ってたりしないかな?とふと思った。

砂漠系の衣装を見ててヴェールで隠れてるやつとかが可愛くて、キャスも似合うなあ→ヒカくんがいつも見えてる笑顔見えなくてドキッとしないかな、から始まった妄想なんですが……。

もともと見えてないところの肌が見えるのを良くないと思う人なら、見えてた肌が見えなくなるとそれはそれで……ってならんかなという。
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キャスは基本的に着込んでるから(魔導士は平等に腹出しだったが)つい……。

メモ

#テメキャス
#テメキャス短い話
何処かに載せた気もするんですが思い出せないので掲載。
なおまだ酔ったパティチャは見てない。



酒はまだ三杯目だ。いや、三杯も注文を許してしまった自分を叱るべきだろう。
「ふう……。やっぱり暑いわね」
「窓際へ移ります?」
「ううん、大丈夫。ボタンを外せばいいだけだし」
近くのテーブルから視線が集まる。ローブでその視線を遮るように身を乗り出し、二つどころか三つ目を開けようとするその手を止めさせた。
「ふふ、あなたの手って冷たいのね。気持ちいいわ」
少し触れただけなのに、そんな事を平気でのたまう。
「はあ……。頭が痛い」
「あら、頭痛? 薬を出しましょうか?」
「構いません。あなたが宿へ戻れば解決しますので」


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小説