カテゴリ「メモ」に属する投稿[98件](3ページ目)
#テメキャス
#ネタメモ
1つ前のネタ(248)についてのネタメモ。成人向けになるかと思ったらならなかった。
みたいな感じで話が始まり、恋人同士で触れ合うものだと思ってるキャスと、触れ合いの内容次第だし一生を添い遂げてくれるんですか?そのくらいの覚悟はすでにこっちにはありますけど……みたいなテメとで問答があって、そのつもりで交際をオーケーしたつもりだったわよ……普通は違うの?とキャスが言ってしまってからはもう後戻りできない感じになるのかなあなどと。
テメにとって手を出さない期間は猶予だといいなあと思ってる私がいますね……。
畳む
#ネタメモ
1つ前のネタ(248)についてのネタメモ。成人向けになるかと思ったらならなかった。
「どうしてあんなことを? ソローネくんに良からぬことでも吹き込まれたんです?」
帰り道、夜道は危ないからと言ってついてきたテメノスはおもむろにそう訊ねた。
「違うけど……意外だった?」
「まあ、驚いたのは否定しません」
「そうよね。突然だったものね」
なるべく平然として聞こえるように、キャスティは落ち着いて言葉を返した。
いつもそうだった。こと恋愛に関しては相手との距離感が掴めず、食い違い、そのせいで振られたり利用されたりしてばかりだ。
せっかくこうして想いを通わせることができたというのに、浮かれてばかりの自分が恥ずかしく、いたたまれない。
ちょうど宿に着いたので、キャスティはホッとした。大部屋しか取れなかったので、中には仲間達がいる。彼らの前で恋人らしい振る舞いを示されたことも会話もしたこともなく、隠したいのだろう、と暗黙のうちに理解していた。だから、この話もここでおしまいだと思ったのだ。
「もう言わないから、安心して。それじゃあ、おやすみなさい──」
「なぜですか?」
「……?」
振り返る。月の光を背に受けて、テメノスはまっすぐにこちらを見ていた。
「嫌とは一度も言っていませんが」
「……ええと」
こちらに来てください、とテメノスが歩き出すので、大人しくついていく。
テメノスが立ち寄ったのはまた別の宿だ。
二人で一部屋を借り、案内される。
「まずは落ち着いて話し合いましょう」
そう言って、彼は紅茶の準備を始めた。
みたいな感じで話が始まり、恋人同士で触れ合うものだと思ってるキャスと、触れ合いの内容次第だし一生を添い遂げてくれるんですか?そのくらいの覚悟はすでにこっちにはありますけど……みたいなテメとで問答があって、そのつもりで交際をオーケーしたつもりだったわよ……普通は違うの?とキャスが言ってしまってからはもう後戻りできない感じになるのかなあなどと。
テメにとって手を出さない期間は猶予だといいなあと思ってる私がいますね……。
畳む
#テメキャス
#ボツ
私以外に誰が読むんですか?というネタなので供養。
なぜエイル薬師団を始めたのか?からの捏造込みで昔の男がいるキャスと初めて好意を抱いた相手がキャスだったテメの話
最初は「(昔のことを思い出して)また恋がしたくなったかも」とキャスが匂わせるんだけどテメのほうがあまり気付いてなくて「あなたならすぐに相手が見つかるでしょうね」って言っちゃって話がこじれ気味だったんですが、なんとかそっちに行かずに終わりました。書き出してよかった。
畳む
明るいテメキャスを書いていきたいと思ってるので、まだしばらくは明るい方向で出力していきたいです。
#ボツ
私以外に誰が読むんですか?というネタなので供養。
なぜエイル薬師団を始めたのか?からの捏造込みで昔の男がいるキャスと初めて好意を抱いた相手がキャスだったテメの話
なんというか……キャスのああいうゆるっと隙のある態度が天然物であると嬉しい反面、その昔好きだった男との会話の中でそういうふうなやり取りに馴染んでしまって……というキャスもありだなーとふんわり考えてしまったというか、
昔の男がテメと真逆のだらしないタイプの薬師だったらめちゃくちゃ……おもろいな!と思ってしまったんですよね。
酒好き、女好き、だらしない、でも必ず人を助けるし知識もある頼もしい男……
エクストラストーリー前に酒場で偶然再会して、記憶喪失だったという話から「じゃあ俺のことも忘れちまったか?」「あら、記憶喪失でもないのに私のことを忘れた人が、何を言うのかしら」みたいなやり取りをしてるのを聞いてしまって、思わず夜に探りに行ってしまうテメ……。
で、聞けばキャスの初恋の男らしくて……もともと十代の頃に所属していた薬師団の団長でもあり、根っこの思想は共通するがキャスのほうがとにかく人を助ける思想が強くて、男の浮気と重なって離団して、エイル薬師団を立ち上げてた……という話を聞かされる。
「いい女だが、自分の中で赦した相手にはとことん甘い悪癖がある。あいつの可愛いとこではあるがな……」とか言われて、「そうでもありませんよ」って言い返すテメ。
キャスもこのときにはほんの少しテメのこと気になってる時期で。テメが昔の男と話してるのを見て、あ……っとなり、慌てて割り込む。自分の悪いところとか話されてたらどうしよう、と思ったわけだがテメ的には前の男との仲良し具合を見せつけられて面白くはなく、離席。
そんな感じで少しぎこちない夜を過ごし、翌日、街で急患が増える現象に見舞われる。
前の男の率いる薬師団と協力して看病にあたり、治療薬を探しに行くのと病原体駆除とどちらも必要だ、と訴えるキャスに「今は治すほうが先だ」と反論する前の男。
「どちらも必要なことよ! 幸いにして人手がある。私が行くからあなた達は治療に専念して」
「お前一人に何ができる!」
みたいな感じで言い合いになるのでテメが「まあまあ」とスッ…と割り込んで
「彼女は私達の仲間なので、そういうことでしたら私達がお供しますよ」
ということで魔物退治に出かける。
仲間達にはもちろん感謝を示すキャスだし、テメにも「さっきは味方をしてくれてありがとう。心強かったわ」と。
「あなたがずっとしてきたことでしょう」
とテメがさらっと言うのが嬉しくて、はにかむキャス……。
それでなんとか丸く収まって、夜、なんだかんだ一緒に酒を飲んでる。
「恋人なんていないとか言いながら、ちゃっかり次の男がいるじゃねえか」
「いないわよ」
「いるだろ。あの……」
「テメノスは誰にだって優しいの。誤解しないで、失礼だわ」
「……誰も銀髪野郎なんて言っちゃいねえけどな」
みたいな感じでやいやい言ってるけど、テメノスは聞こえてないので、なんだろうなあ……って思って遠目に見てる。
「私達と違って、教会の人はそういうことはしないものでしょ」
「さて、それは聞いてみないことにはな。……おーい、そこの審問官、少し来てくれ」
「えっ」
みたいに呼ばれてテメノスに「聖職者は恋愛結婚とかありなのか?」と聞く、前の男。
「さあ、そういう人も中にはいますかね」としか答えないテメの前で「ほら大丈夫だろ」って言うしキャスはキャスで「そうよね。そういう人もいるわよね」って頷くだけで……。
そのあと宿に帰る間二人で歩く。
「そういえば、どうして彼のことを調べていたの? あんな人だけど、悪い人じゃないのよ」
「……以前のあなたについて知りたくて、話を聞いたんです」
「……そういうの、直接聞いてくれてもいいんじゃないかしら」
少し沈黙して、キャスから。
「どうして知りたかったの?」
「あなただけは、なかなか他人から話が聞けませんから」
「……まあ、そうね。みんなと違って、長く旅をしているから」
テメは仲間として見てくれてるだけだもんなあ、と改めて思い直して、じゃあお休みと言って別れようとするキャスだけど、
別れ際にテメノスが「あなたも誰かを好きになるということがわかって、少し安心しました」「これからはもう少し分かりやすく示そうと思います」って言ってくるし「なんのこと?」と聞き返したら「ではこのまま部屋に来ませんか?」と誘われて、え???ってなって終わるといい。
最初は「(昔のことを思い出して)また恋がしたくなったかも」とキャスが匂わせるんだけどテメのほうがあまり気付いてなくて「あなたならすぐに相手が見つかるでしょうね」って言っちゃって話がこじれ気味だったんですが、なんとかそっちに行かずに終わりました。書き出してよかった。
畳む
明るいテメキャスを書いていきたいと思ってるので、まだしばらくは明るい方向で出力していきたいです。
#テメキャス
#ネタメモ
テメが(諦めるつもりはないけど)あなたの自由にどうぞって感じでキャスから手を離そうとするのを、キャスには人の話を聞きなさい!って叱り飛ばしてほしさがあり……あり……
テメキャス二人がちゃんとそれ相応のルートで心を通わせあったというのに、テメの方がキャスのやりたいことを配慮しすぎた結果、全部キャスに判断を委ねるみたいな言い方になり(本人はそのつもりはなく、キャスが覚悟を決めてくれるのを待ってるつもり)、キャスにそんなのはだめよ!と半泣きで怒られてほし〜んですよね……。
半泣きなのは悲しいからとかじゃなくてめったにしたことない恋愛でほとんど経験のない怒りと失ったらどうしようという不安に怯える気持ちがあるからなので、
ちゃんと仲直りしたあとはテメによしよしされてほしいですハイ。
よしよし(全年齢)されたあとに、ちょっと思うところあって、こういう時ってこういうこと(成人向け的内容)をするものじゃないの?って聞いてほしいし聞いたが最後「してもいいんですか?」から始まって半泣きで止めるまで連日止まらないみたいなのもありありのあり〜とは思います。
畳む
そういう世界線があってもいい。好きな子をたくさん泣かせてほしい。
#ネタメモ
テメが(諦めるつもりはないけど)あなたの自由にどうぞって感じでキャスから手を離そうとするのを、キャスには人の話を聞きなさい!って叱り飛ばしてほしさがあり……あり……
テメキャス二人がちゃんとそれ相応のルートで心を通わせあったというのに、テメの方がキャスのやりたいことを配慮しすぎた結果、全部キャスに判断を委ねるみたいな言い方になり(本人はそのつもりはなく、キャスが覚悟を決めてくれるのを待ってるつもり)、キャスにそんなのはだめよ!と半泣きで怒られてほし〜んですよね……。
半泣きなのは悲しいからとかじゃなくてめったにしたことない恋愛でほとんど経験のない怒りと失ったらどうしようという不安に怯える気持ちがあるからなので、
ちゃんと仲直りしたあとはテメによしよしされてほしいですハイ。
よしよし(全年齢)されたあとに、ちょっと思うところあって、こういう時ってこういうこと(成人向け的内容)をするものじゃないの?って聞いてほしいし聞いたが最後「してもいいんですか?」から始まって半泣きで止めるまで連日止まらないみたいなのもありありのあり〜とは思います。
畳む
そういう世界線があってもいい。好きな子をたくさん泣かせてほしい。
#雨に花束関連
ヒカくんとキャスが主軸の話は
「雨に花束」←漫画と小説半々
「友と呼ぶには近すぎる」←基本漫画
として、
ヒカくんが新王になったあとの時間軸で章を分けて話を書く予定なんですよね(小説か、漫画かは分かりませんが……)。
その時のタイトルを「Like Polaris」にするか「Like the North star」とするか迷います。テメの話が関わってくるので。
テメが主軸に関わる話はすべて星関連でつけることに決めました。テメは自分が関わった人たちの命を星に喩えて指標にしてると言い、それを聞いたキャスが、あなたこそあの星みたいよ、と北極星に喩える、というイメージから来ています。パティチャのイメージから……もう……テメの言動がキャスにとって一つの指標や輝きとなったように、テメにとってキャスのその言葉こそが星の輝きのように感じられるといいなあ……という思いを込めて。畳む
ヒカくんとキャスが主軸の話は
「雨に花束」←漫画と小説半々
「友と呼ぶには近すぎる」←基本漫画
として、
ヒカくんが新王になったあとの時間軸で章を分けて話を書く予定なんですよね(小説か、漫画かは分かりませんが……)。
その時のタイトルを「Like Polaris」にするか「Like the North star」とするか迷います。テメの話が関わってくるので。
テメが主軸に関わる話はすべて星関連でつけることに決めました。テメは自分が関わった人たちの命を星に喩えて指標にしてると言い、それを聞いたキャスが、あなたこそあの星みたいよ、と北極星に喩える、というイメージから来ています。パティチャのイメージから……もう……テメの言動がキャスにとって一つの指標や輝きとなったように、テメにとってキャスのその言葉こそが星の輝きのように感じられるといいなあ……という思いを込めて。畳む
#テメキャス
#ネタメモ
花吐き病とテメキャスの相性が良すぎるのでは?と気付いてしまい。
私が書くということはまあもれなくテメノスが花吐き病にかかってしまうわけなんですが(すまない)。
初めて診る症例だからとテメノスに付きっきりなキャスなわけですが、自分は花吐き病についてはよく知らなくて。オズバルドからはモンテワイズの大図書館に行けばいいと言われ、そのまま街の薬師にも話を聞きに行ったところ、恋をしていると罹る、と知る。
どうしてそんな作用になるのか?という部分が気になるけど、それと同時に症状軽快のためには想い人と過ごすのがいいらしい、みたいなのを(※独自設定)聞いて、困ったな、となる。だってテメノスが素直に好きな人と過ごします、なんて言うはずがない。個人的な感情を知られることも嫌がるだろう、というところから、どうするのがいいかしらと考えながら宿へ。
一方テメノスはオズバルドから簡単に病について聞いており、まあそれならキャスティと過ごしていればいいか、と思ってるわけで。
キャスティは、症状については継続的に薬を処方するから安心してね、と声をかけ、「それで……治すための方法なのだけど」と恐る恐る切り出す。
その様子からテメノスも察して、先んじて「優秀な薬師が隣りにいてくれるのですから、長い付き合いになっても構いませんよ」と言う。
「わかったことがあれば、教えてください」
「……そうね。そうするわ。私の方でももう少し調べてみるから」
となり、一旦治す方法については秘匿される。
一日一回診察という名目でキャスと話せるのでテメノスの症状は軽いまま。しかしキャスからしてみるといつ深刻化するかわかったものではなく、一刻も早く取り除いてあげないと……いっそ腹を開くとか?いえ、それはだめね……みたいに考えている。
ある日、テメノスがアグちゃんやソロちゃんオシュパルと酒場で遅くまでポーカー等して遊んだ結果、寝不足になってしまい、ふらふらしてると「症状が悪化したんじゃない……?!」とキャスが慌てて、「ごめんなさい。個人的なことを治すために推奨するのはおかしな話だと分かってるのだけど、あなたのその病を治すには好きな人と両想いになるしかないのですって。他に方法がないか試してみたけど、……どれも効かなくて」と悲しそうに言うので、テメノスも悪いことをしたなあと思いつつ、「では、今夜から一緒の部屋で過ごしませんか?」「え?」となり、なぜ?となってるキャスに毎晩語り聞かせながら過ごしてゴリ押しで落として両想いまで連れてくみたいな……。
話が長くなりそうなやつですが、キャスがかかるパターンもどっちもかかるパターンもなんでも美味しくいけそうですこれは……と思いました。
畳む
#ネタメモ
花吐き病とテメキャスの相性が良すぎるのでは?と気付いてしまい。
私が書くということはまあもれなくテメノスが花吐き病にかかってしまうわけなんですが(すまない)。
初めて診る症例だからとテメノスに付きっきりなキャスなわけですが、自分は花吐き病についてはよく知らなくて。オズバルドからはモンテワイズの大図書館に行けばいいと言われ、そのまま街の薬師にも話を聞きに行ったところ、恋をしていると罹る、と知る。
どうしてそんな作用になるのか?という部分が気になるけど、それと同時に症状軽快のためには想い人と過ごすのがいいらしい、みたいなのを(※独自設定)聞いて、困ったな、となる。だってテメノスが素直に好きな人と過ごします、なんて言うはずがない。個人的な感情を知られることも嫌がるだろう、というところから、どうするのがいいかしらと考えながら宿へ。
一方テメノスはオズバルドから簡単に病について聞いており、まあそれならキャスティと過ごしていればいいか、と思ってるわけで。
キャスティは、症状については継続的に薬を処方するから安心してね、と声をかけ、「それで……治すための方法なのだけど」と恐る恐る切り出す。
その様子からテメノスも察して、先んじて「優秀な薬師が隣りにいてくれるのですから、長い付き合いになっても構いませんよ」と言う。
「わかったことがあれば、教えてください」
「……そうね。そうするわ。私の方でももう少し調べてみるから」
となり、一旦治す方法については秘匿される。
一日一回診察という名目でキャスと話せるのでテメノスの症状は軽いまま。しかしキャスからしてみるといつ深刻化するかわかったものではなく、一刻も早く取り除いてあげないと……いっそ腹を開くとか?いえ、それはだめね……みたいに考えている。
ある日、テメノスがアグちゃんやソロちゃんオシュパルと酒場で遅くまでポーカー等して遊んだ結果、寝不足になってしまい、ふらふらしてると「症状が悪化したんじゃない……?!」とキャスが慌てて、「ごめんなさい。個人的なことを治すために推奨するのはおかしな話だと分かってるのだけど、あなたのその病を治すには好きな人と両想いになるしかないのですって。他に方法がないか試してみたけど、……どれも効かなくて」と悲しそうに言うので、テメノスも悪いことをしたなあと思いつつ、「では、今夜から一緒の部屋で過ごしませんか?」「え?」となり、なぜ?となってるキャスに毎晩語り聞かせながら過ごしてゴリ押しで落として両想いまで連れてくみたいな……。
話が長くなりそうなやつですが、キャスがかかるパターンもどっちもかかるパターンもなんでも美味しくいけそうですこれは……と思いました。
畳む
#ネタメモ
テメ→キャスになる理由付けについての試行錯誤
実プレイベースだと、テメの詮索が結果的にキャスにあれこれ考えさせてしまい、キャス4章付近でキャスの懺悔を聞かされ、その後のティンバーレインではソロちゃん経由で紙芝居の話を聞かされ……。どうやら距離を置かれているなあと感じたことで、テメがキャスのボス戦に同行し、そこからテメ4章までそれなりに意識的に一緒に過ごす時間が増えそうだなあって思っています。
テメ4章のパティチャまでにキャスへの理解が深まり、「この手を差し出すから」が重く感じられたところから、そこまで気にしなくていいんですよ(でも示される以上はちゃんと返しますよ)のフォローをするようになり……ExtraED前付近でキャスの弱さとかに触れて、このあと彼女はどうするのだろうかなあとふんわり思ってるうちに……気付けば他より考える回数が増えたなあって感じになるのかなーなどと考えました。
テメ主人公だとどうなんでしょねー。テメ→キャスになるのかな?なんというかテメ主人公世界線ならキャスから好意を寄せられているような気がして、でもまあ気の所為だろうし、どうせ応えられませんからね、ってスタンスで旅をしていて、でもアグちゃんの舞台後に酒場で酒飲んでたらエイル薬師団の青年が来て「まったく団長は……」みたいな感じでキャスをひょいと抱き上げて連れ去っていく姿を見て、思うところができてしまって、つい、キャスが顔を見に来てくれたときにその話をしてしまうんじゃないかなあ、と……。
この場合キャスは「……昔もね、そんなことがあったのよ。みんなは彼が私のことを好きだからって言うのだけど、私はそうじゃなかったから応えられないし……」などと語ればいいと思います。
「では好意を寄せられていると分かっていて、見逃している、と……」
「はっきり示さなければ、穏やかにいられるもの」
などと会話をしていく中で、テメノスも同じ考えだったはずなのに、キャスが他人からの好意をそのとおり受け止めている、配慮しているところがちょっと、モヤッとしてしまって、
「……私とも、そうなんですか?」
「え?」
困ったように笑って、キャスが「テメノスは私のこと、仲間としか見ていないでしょう? どうしたの?」
と、言うから、
違うと言い返したい気持ちを自覚してしまう。
「あ、もしかして……私があなたに好意を寄せているという話かしら。そんなつもりはなかったのだけど……旅が終わったあとも仲間の顔を見に行くのって、そういう色を帯びちゃうのかしら」
なんて追い打ちまでかけられて、はぁ……ってなる。
「冗談ですよ。また顔を見せに来てください」
「ふふ、そうね」
って朗らかに笑うから、余計にため息出ちゃうテメ。
一方キャスは、もしかしてなにか誤解させてたのかなとか考えちゃったりして、考えがまとまらなくて、ソロちゃんやアグちゃんにその後相談なりなんなりすればいいと思う。
二人は、そういう話をするってことは……好きなの?とかって聞いてくれるけど、好きだと認めるとつらいから、そうしないようにしているわって答えるキャス。
で、ソロちゃんは察してるのでテメの様子を見に行って、これからどうすればいいんでしょうねって途方に暮れかけてる30歳に、まずは行動で示すしかないんじゃない?とか言ってたらいいなと。
そこから仕事で出かけるのでこの街で会えたら嬉しいです、とかいうテメの珍しいほど素直な手紙がキャスのもとに届くようになり、なにか企みごと?と思いながらも来てくれるキャスなのかなあ……。これ1年くらいかけて距離を詰めて、そうしてやっと好意示す感じになりそうですね。春夏秋冬一緒に過ごせばよいよ……。
畳む