#余談

踊子シナリオって


シメオンにとってはラブストーリー完結!!!って感じなんだと思うし、プリムロゼ的にはやっと舞台の上から下りられる……って感じなんだと思うんですよね……。

シメオンとプリムロゼってカップリング扱いしていいのかというと微妙なところもありつつ、でもシメプリって呼んだほうが自然なところもあるかな、と思う。初恋で、実ってて、欧米で言うはっきり言わないけど付き合ってる状態みたいな感じだったと私は思ってるんですよ。

んで、シメオンが君がいなくなってから〜みたいなことを言ってるから、プリムロゼはシメオンが庭師で居たときに復讐のために旅立ってるのかなと考えています。
ここでシメオンがプリムロゼを唆したんじゃね?みたいなやつをちらほら二次創作で見かけるが、それなら端折らず書いてくれてもいい気がする。メインストーリー。そのほうがドラマチックだから。

なので私は、明言も唆しもしなくて、甘やかしたんじゃないかなって思う。なんというか「支えているようで支えていない」。一番イヤーなやり方を、彼はしたんじゃないかなーと想像している。

プリムロゼに復讐を駆り立たせて、その先がどうなっても見てて楽しい〜ってするなら、まず第一歩の踏み出しは本人の意志でさせたほうが絶対いいんですよ。(あっ見習わないでくださいね、人の精神を追い詰めますから)

自分で決めたことって、なかなか自分で止められないのが人間なので……。シメオンは百年以上生きてるんだし、その辺りはきちんと理解した上で巧みにやっててほしいなあと思います。なぜならそのほうが!ドラマチックだし!プリムロゼに復讐の道を歩ませたことの空恐ろしさも増長されるから!!!ヒュウ!

数年前から言ってるんですが、
シメオンとはいい酒が飲めそうだけど、自分が役者として登場するところは気が合わないな〜と思っています。
あと、プリムロゼには幸せになってほしいと思ってますよ心から!!ほんと!!!ほんとだから!!!

読んだ
#小説
#お知らせ

蛸旅にCP作品を1点追加しました。が、前半はオールキャラで書いてたので、そこまでをここに置きます。

前編をオールキャラ、後編をCP世界線ならの続き、で書いて別々にリンクを貼ろうと思ったのですが、続きがあまりにも短くなってしまってCPモノとしてまとめました。

皆既月食を料理をしながらみんなで眺める話。



ーーー

最初に空を見上げたのはオフィーリアだった。
あ、と小さく呟いたかと思うと近くを歩くトレサを呼び、空を指す。

「えっ、なにあれ」
「変……ですよね?」

その様子に何だなんだと仲間たちも視線を上向かせ、それぞれ反応する。

「なんだあ、ありゃ……」

不思議そうに首を傾げたのはアーフェンで、その隣では、サイラスが、ほう、と感嘆の声を上げた。

「月食だ。まさか見られるなんて」
「知っているのか」
「知識としては。私も見るのは初めてだ。月蝕とは、我々の立つこの星の影が月に重なることを言って──」
「先生!講義をするなら、ここで野営にしましょっ!」

オルベリクの問いに笑顔で応じるサイラスを制し、トレサは速やかに近くの木陰にリュックを下ろした。
リバーランドの川辺の道を歩いており、ちょうど、馬車が行き違えるように膨らんだ場所があったのだ。木を挟んで石垣が築かれ、プリムロゼとハンイットがその上に並んで座り、リンデが二人の足元に寝そべる。アーフェンが手持ちの籠を、オルベリクが荷籠をそれぞれ下ろしてトレサの荷物の傍に置いた。

「テリオンさん?」

両手をズボンのポケットにしまい込み、七人の様子を少し離れたところから見守っていたテリオンは、トレサに気付かれてようやく、輪に入った。
トレサが焚き火を起こし、アーフェンが食材を並べる。

「テリオン、手伝え」
「ああ」
「それで、月蝕とはなんなんだ?」

今日の調理担当はオルベリク、補佐はテリオンだ。短剣を取り出し、魔物の血が付着していないことを確認してから火で炙る。投げられた兎肉を一口サイズに切りながら、鍋の中に落としてやると、植物の種を絞って得た油がジュウと激しい音を立てた。
前日の料理担当だったハンイットと補佐のプリムロゼは、同じくいまは手空きのサイラスの方を見て話の続きを促す。

「星が影を落とすってどういうことなの?」
「そのままの意味だよ。我々の住まうこの大陸は、大きな星の一部とする説があるんだ……」

天空を研究する学者がいるのだと、彼は話し始めた。
アレファンの化身である太陽は、東から上り、西へ沈む。それは太陽がこの地を回っているのではなく、太陽を基点にこちら側が周囲を回るがためにそう見えているそうで、更に、この地はある軸を中心に回転しているのだという。

「初めて聞いたわ」
「うん、このあたりの研究は聖火教会や十二神の神話と矛盾する部分も多い。月蝕は聖火が月から火を吸収するために起こるという説もあるし、十三番目の神が力を取り戻すためとも言われていて、要はどれが正しい事実であるのか、まだ判明していないんだ。そのせいだろう。……ただ、呼び方は統一されている。月蝕だ。月が上っている間のほんの僅かな時間、あのように欠けていくことを、そう呼ぶことにしたんだ」
「おー……言われてみれば、さっきより暗くなってんな」
「やだ。トレサ、焚き火を大きくしておきましょ」
「そうね! 暗くなっちゃうってことだもんね」
「大丈夫。星があるよ」

プリムロゼとトレサが暗闇を恐れて対策を練るので、安心させるように、それに、とサイラスが付け足す。

「月蝕はなかなか見られない現象でね。一生に一度の出来事かもしれないから、幸運の前触れだという言い伝えもあれば、不吉の前兆という噂もある」
「ふふ、怖がってばかりではいられないということですね」

オフィーリアの相槌に、プリムロゼが両頬に手をついて拗ねる。
パチ、パチ、と焚き火が爆ぜた。オルベリクが香辛料と味付けの塩を振りかけると鍋の中に籠もっていた香りが外へ逃げてくる。トレサとアーフェンが歓喜の声を上げる。
そうして、皿を片手に、月が欠けて満ちる様を八人でゆっくりと味わった。

読んだ
#ネタメモ
学者と踊子と盗賊で黒曜会の夜会に潜り込む話を書きたいなーとふんわり思ってまして、その場合はクレイジー女とまともな男2人と見せかけて、空気読まずに事件解決しちゃう男とまともでど派手な女とアウトローだけど一番マトモな男の三人組になるのかな……なんて考えた。
#余談

盗賊3章の盗賊の心情について、



裏切られた直後はまじで何も考えられないくらいの衝撃があるから「盗賊と盗掘」で書いたんですよね。
で、傷口がかさぶたになりかけた頃に再会したとき、どうか?って話なんですけど、ダリウスくんの盗賊さんへの指摘ってダリウスくんにしかわからないんじゃないかなと受け取ったんですね。私は。だってそれまでのパーティチャットで、普通にやり取りしてるので。

それに、そもそも「人を信じている目」とか「信じてない目」って一目ですぐ分かるか?という話なんですよ。いやプレイヤーの自分はなんとなくわかるだろうけど、対面しているトラベラーズは、盗賊さんの過去の話を聞いた描写なんてどこにもないわけで。

私はあの3章というのは、盗賊さんが誰かを(というかレイヴァースの人たちを)信じようとしかけていた時期にダリウスをぶつけて刺激してると思っているので、コーデリアちゃんとの会話にしかそういう話を書きませんでした。

それに、盗賊さんも盗賊さんで、触れるな、という態度のように見えたので、トラベラーズはそれを尊重するかなーとも思ったんですよね。私目線だと。だってみんなずっと分別のある態度で互いに接してきてるから。職業の違いとかでからかったりしないし、根掘り葉掘り過去を聞き出そうとしたりもしてない。

というか……三章で初めて裏切られたってわかるのに、それまでの描写が「誰も信じてない」なんて切り替えられるか!?というのが本音です。いやそんな素振りには見えんかったが??

私のところはダリウスくんの罵倒聞きながらみんなで盗賊さんの頭と肩と背中をよしよししてました。うるせーダリウスくんにしか見えない盗賊さんがあるようにこっちにしか見えてない盗賊さんだってあるんじゃ!

あとこれは持論なんですが、人に裏切られた経験があってそれを隠している側にとって、相手を信用しているとかしていないとかいう態度をわかりやすく表に出すと軽く見られるので、アウトローで生きてきた盗賊さんは、「生きてきた」以上はそれを隠すのがうまい人かなーとも思います。この見解を踏まえて、周りがよく見ればわかる、ということで、盗賊さんが人を信じようとしてないとトラベラーズが判ずる……そういう描写の積み重ねがあるなら、納得します。

生きてきたんですから、盗賊さんは自暴自棄にもなってないしそういうなよっちい精神性ではないということが推測される……と私は考えています。強くしたのはダリウスくんなんだからさぁ!!

そんな思いでここの話を書きました。リプレイ記。

読んだ

これは弊大陸の食事に関する話なんですけど、



盗賊さんも学者も清貧なんじゃないかな。そのあたりに狩人さんは親和性高い(狩り過ぎない、必要な分だけ狩る、みたいな発想)んじゃないかなって勝手に思ってる。だからこの三人は食べる量が同じくらいかなって思ってる。

相対的に「男性にしてはあまり食べない」「女性と比べたら普通」な盗賊学者と、「男性と比べても女性と比べても許容範囲の量」な狩人みたいな……。食べる量がよく前後するのは踊子と薬師で、剣士・神官・商人はいつも多め(ちょこちょこ間食したり、してしまう)だといいなーと妄想する。

食事量が前後する踊子と薬師→酒飲み過ぎとかダイエットとか前日までのあれそれや体調によって変わる。
食事量安定の剣士・神官・商人→よく食べる、ご飯が好き!とか。

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#ネタメモ
商人4章を男四人組女四人組初対面で漫画で描きたい(ネームを途中まで描いた)し、
「りんご飽きた〜!お腹いっぱいご飯が食べたい!」ってなってご飯の材料を集めに奮闘する商人中心オールキャラ漫画も描きたくなってきた



盗賊さんの立ち位置に気をつけつつ描きたい(なにかと貧乏人扱いされてるから……)

盗賊さんは、盗みの腕がすごくて高級品は持ち歩かず売ってると思ってて、単にそれを売ったお金はあまり貰わなくて、盗む過程でゲットしたお金で生きてるだけなんだと思う。酒場ではそりゃお腹いっぱいになりやすいエールを頼むだろうけど、日銭が切れない程度に盗み歩いてると思うし美味しそうなものは盗んで食べてると思う!!んですよ……。
なんというか清貧なのかなって思う、性格が。

立場は違うけど、学者もそうかなと思う。
男性にしてはめちゃくちゃ食べるわけじゃないけど、女性の言う少食ではないと思っている。

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#ネタメモ
皆既月食から。旅のさなかに月食を見るみんな。そういう現象を前にも見たことのある学者と盗賊と狩人。盗賊は屋根のあるところで休んだことが少なかった頃に見た、と言ってて、そういう人たちの話を聞いて記録をつけることが大事なんだと学者が拾う。狩人はその記録を残している側で。
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