#ボツ
#小説
魔法描写が一つ不要になったので。



両手を床について詠唱する。学者の魔法に明るいサイラスはともかく、プリムロゼ達素人は周囲の気の流れを使わずして大魔法を扱えない。
床を燃やさぬよう、空間を意識する。燃え広がる炎が翼のように広がり、包み込む様を思い描く。そんなことをしてもなんの意味もないと分かっていても、少しでも思うような炎が出るように願ってしまう。

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