#進捗

秋のテリサイ全年齢本!書き終わりました!
明日見直して問題なさそうなら入稿する。
次は記憶喪失ネタだ!長い馴れ初め漫画だ!ひとり初夜アンソロだ頑張るぞ〜!


#感想
「よわむしカエル」
命の大切さを学ぶ絵本なわけなんですけど、オタクが読むとエッッッッこれはなんらかの概念……あるよ?と思ってしまったので宣伝しておきます。
よわむしカエルのリンク

ネタバレ込みでなぜそう思ったのか的な雑談↓

簡単に言うと、他のカエルと同じように食事をとれなかった(他の生物を食べられなかった)カエルが、カエルの話に耳を傾けて同調し、同じように生物を食べようとしなくなったヘビに、このままだとお互いに死んでしまうから、それなら僕を食べてよ、そうしたらずっと一緒にいられるし、的な感じで食べられてヘビくんは冬を乗り越える的な……的な……すごいざっくりした端的なあらすじがこんな感じの絵本で。

この短さとスッキリした絵柄でここまで概念表せられるって、絵本って……すげー!!てなっちゃって……はい……。

とにかく刺さっちゃいましたね……なにかが。

二匹が草を食べてみて生きられないかと試してみて、でもうまく食べられなくて生き延びることができそうになくて、春って何があるっけ?と2人で話して過ごして、本当にもうだめだとなったところで食う食われるの話になるんですけど、
なんか……もう……全てが良かったし、色んな栄養素があったんですよ。

ところで、
私がテリサイを好きな理由ってのは、この形でしか2人の恋愛を楽しめないからというのもあるとは思うんですけど、テリオンさんがいざやべえってなったときサイラスの方が未来に繋ぐために何かを残して自分は消える選択をしそうだなって(私が)思うからなのかなってこの絵本を読んでて思ったんすよね。
サイラスって別に女の人嫌いなわけじゃなくて、本気になる前に本人の中で育たないから何もならないし、本人も別に子育てはできなくても育てることは好きだからそれで……もう彼に教えてもらった人はみな彼の子みたいなとこがあると思ってて(私が)。
なので、後世に残せる時間が長い方を優先するだろうし、テリオンさんなら間違いなくやり遂げてくれるし、それで自由を縛るのだけは懸念点だけどまあ、頼むよ、って言いそうですよね。なんかね。

テリオンさんはそれこそあんたのほうが生きたほうがいいとか言うし、自分の職業的にも云々と言うのでしょうけど、きっと言い負かされるというか……彼自身はそんな簡単に潔く諦められないところがあると思ってて、そこがテリオンさんのしぶとさで、褒めそやされるべき長所だと思うんですよね。私がそう思ってるだけですけど。

まあこの話はさておいて、とにもかくにもテリサイになにかあったときに、サイラスのほうが残ることを気にしそうだし、テリオンさんは残すことに意識が向きそうだし、絵本一つ読んだだけでテリサイの、恋愛に限らずあらゆる好きなところを形にしたいですねえ……!の気持ちになって元気になってしまいました。

絵本ってすごい。この本がすごい。

ところで、よだかの星って思ったより文章長いんですね。読んだ

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