DailyMemoあたまのなかのひきだし

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もりえつりんご

#小説
息抜きに好きなやつ書こうかな、と思って書いたら書いてる中で「いやこんなことにはならんやろ…」と日和ってしまい、何故か長編の冒頭みたいになってしまったテリサイ未満の小説。

瞳の色に囚われて
https://privatter.net/p/9532242


最初は、テリオンさんがサイラスの意図を周りの人との会話で少しずつ察していくほのぼの切ないテリサイにしようと思ったんですけど……おかしいな……。

学者シナリオを一緒にやって、その後に盗賊シナリオを歩んだ世界線です。

ちゃんと書くなら……というかテリサイ書いてるときにオールキャラとかコンビとか原作のサイラスが思い浮かんじゃうと「いやこの程度ではこんなことにはならんやろ……」って思ってしまって。

もっとうまく気を持たせるようなことするだろうし……とめちゃくちゃ自分の中で問答が起きてしまいました。供養供養。
気が向いたらもっといい感じに直します。

読んだ
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もりえつりんご

もう一枚、普通に衣装交換している絵を描いたらポイピクとかに投げよう。
盗賊×学者です。



202211232319551-admin.jpg
20221123231955-admin.jpg

手直しした方を保存し忘れました。
「こら」って言わせたいらしいんですよ、頭使ってない私は。でも冷静な私は言うかわからんセリフを言わせたくないので消したいんですよ……。ポイピクにあげるときは直そう。
読んだ
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もりえつりんご

#ネタメモ
ツイッターで学者のことを悪い男だなーと言ってる方がいて、

心だけは奪わないいい男の盗賊と、心だけは奪ってしまう(すぐに返すけど)悪い男の学者……か

良〜

って思ってしまった……噛み締めてしまった……
これだけで本出せる……
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もりえつりんご

#ネタメモ
パラレルでも原作でも同じネタやりたい……



原作世界線なら、

盗賊さんは時々学者のもとに遊びに行くけどだいたい夜とか明け方で学者が寝落ちてて、依頼の品の持ち帰り中とかだから、顔見て満足してレイヴァース家に戻っちゃう。

でも学者からしたら半年とかそこら顔見てないことになり、流石に心配……だし人伝に話を聞くのに会えないのは自分から会いに行ってないからかなと会いに行くことにする。

でも、ボルダーフォールに到着した時に踊子や商人ちゃんと再会してしまい、「テリオンさん、ここに来てるの?私も行っていい?頼み事があるの!」って言われて断れなくて一緒に行っちゃう学者。
盗賊さんとは無事再会して、夜、同じ宿の部屋になれたんだけど、

🍎「なにか用があって来たのか?」
📖「キミに会いに来たんだよ」
🍎「どうだか。仲間を連れてきてるんだ、他に用があったんだろ」
📖「ああ、まあ……それは」(商人がそう言ってたからそのとおりだと思って答える)

というやり取りがあって、本当なんだけどなあ、と言葉を重ねてもうまく伝わらなかったので、顔が見られたし良いか、と一人納得して休むことにする学者。
盗賊さん的にはほんとに会いに来てくれたなら良かったのに、まあこいつはどうせ謎だか何かを見つけたら首突っ込むしな……、俺がいるときでよかったか、みたいなふうに考えながら寝る。

商人ちゃんたちの手伝いをして、落ち着いたその夜、みんなで打ち上げしてる最中、学者が席を立ったところで商人が「テリオンさん、ごめんね。先生と会うの久しぶりだったんでしょ?知らなくて」って話しかけてきて、なんだそれはでよくよく話を聞いて、事の次第を理解する盗賊さん。

あー……悪かったな、と思って、その夜、宿に戻ったところで謝って、学者は誤解が解けてよかったよ、って特に気にしない風でいるから、いやこっちも会いたかったんだ、と照れ隠ししながら言い返し、
ほのぼの場が温まったのでこのままベッドに押し倒すか……と盗賊さんがやる気を出したところでストップがかかる。

📖「あのときは準備をしていたからああ言ったんだ。今夜は何もしていないから、明日はどうだろうか?」

といって、どうやら久しぶりに会ったあの日に盗賊さんとそういうことするつもりで来てたのだと知って勿体ないことした……と後悔と反省しつつ、

🍎「準備なら手伝ってやる」

って問答無用でよしよしすることに決める盗賊さん……という話を閃いたのでメモしておきます。漫画で描いておきたい。好きなとこだけ。

読んだ


私こういう展開の話好きですね、盗賊学者に関して……。好きだよ。
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もりえつりんご

そういえばイラストもいくつか追加しています。
ポイピクです。サイト内では画像表示がちょっとうまくいかなくて……。
今後オールキャラの漫画もこっちに載せていきます。
間に合えば2月にまとめ本をコソッと出そうかなーと思う。自分用に近いけど。

これまでの漫画を整え直したものと、
オデット先輩と学者とか、学者と盗賊、盗賊と踊子、学者と狩人あたりの漫画を清書して追加する予定です。あとはオールキャラで描きたいっていってた話も突っ込めたら……。
まあ願望です願望。まずは盗学の新刊優先です。

https://poipiku.com/MyIllustListPcV.jsp?...
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もりえつりんご

オクトラに関してはリプレイ記書かないと原作沿いでのカプ妄想もコンビ妄想もなんかしっくりこないなあ、で、書いてこなかったなあ……ってふと気づいた。

盗賊学者って、私は、基本的には4章後にしかないと思ってる節があり……いやリコリスとか愛に興味がないシリーズは1章からの妄想ですけど……。

旅路を終えてからじゃないとこの二人って難しそうだよねーという想像妄想、そういう印象がある。ガードかたいよね。信頼関係の。

でも2周目以降は自由にする!って決めたので、2周目以降の、例えば英語版とか中国語版はほいほい旅路の中でカプっぽい話書きたいなーと思う。
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もりえつりんご

#ネタメモ
the reason why〜の表紙、盗賊さんが粗雑に自分のカップに紅茶淹れてて、学者は自分の紅茶楽しそうに飲んでる絵
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もりえつりんご

私がサイラス受け側なのはそういうことなんですよ……彼は思いの発露がうまいので相手にぶつけることはないけど、受け入れることはめちゃくちゃしてるので……。テリオンさんが左なのもそういうことなんですよ……。喧嘩だろうとなんだろうと、相手に自分の考えや意見や思いを伝えたかった、伝えようとした、そういう能動的な動きがあったから攻めなんです……。

ま、私の好みの話なのでね。幻覚だしね。
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もりえつりんご

#余談

私にとって、カプ妄想における「抱きたい」は「受け入れてほしい」であったり「私が居ますよ」だったり能動的な思いであるので、そういう思いを注ぐ側が報われてほしい、と願うから、攻め側に焦点が置かれがちなのかも。

抱く側が、相手のことをどうしても抱きたいと、あるいはそばにいたり手に入れたいと思ったりなんらかの所有権や安心感を得たりしたいと願って、相手に心を砕いて思いやって信頼を積み重ねた結果、相手が「抱かれてもいいよ」と受け入れてくれる、というのが好きだな。

抱きたいと願った側に寄り添ってくれる形が好きというか。

その先で、「抱かれてもいいよ」が「抱かれたい」になるのが、とても好きだな、と思う。男とか女とか人外とか関係なくね。
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もりえつりんご

#ネタメモ
手袋贈る話、いいなーと閃いてしまった。
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もりえつりんご

だめだ、描けないから公式のキャラデザ振り返ったがためにまた絵が変わった……。盗賊と学者の髪の毛難しいよ〜!!!
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もりえつりんご

#メモ
義兄弟×現代パラレルな盗賊×学者のネタメモ
流石にこれはお話書くかわからないので……(テリサイじゃないところが長すぎるのとメモ書いたら満足しそうなので)


……

両親の顔は覚えていない。気付けば孤児院にいて、気付けば里親が見つかっていた。

「この子は手先が器用でして」

レイヴァースという名の遠い親戚の家に行くたび、男はそう言ってテリオンを紹介した。その家には二人の子供がいて、一人は寮に入っていて顔を見せなかったが、もう一人は母親に連れられてよくパーティに顔を出していた。名前を、コーデリアという。

おそらく、その男はレイヴァースに取り入りたくてあの手この手を使っていたのだろう。テリオンが物心つく頃には既に悪事と呼ばれる類には手を付けてしまっていて、幼心に反発したが、大の男に敵うはずもなく、また、仄暗い楽しさに魅入られて、結局十二の年まで人に言えないことをしながら生きた。

男の再婚は、この年に行われた。相手は、オルブライトというそれなりに名の知れた家の女だった。

反抗期が始まっていたテリオンは、男が再婚したと告げる前からその女について知っていた。というか、テリオンに仕事を命じるより女の相手をしたほうがよほど有意義だと思ったらしく、男からの依頼も虐待も減ったことで、時間ができたのである。
どうやら、男は女にテリオンのことは告げていないらしい。話を聞いた翌日、がらんとした部屋に「好きに生きろ」とメモ書きが残されていた。

別に、テリオンはそれで構わなかった。男が目指していたのは貴族だかなんだか知らないが、とにかく金も地位も権力もある身分だった。テリオンにはそれがどうにも窮屈に見えたから、置いていかれたことへの不満はなかった。ただ、男に連れられてパーティに出かける度、相手をしていたコーデリアのことだけは、ほんの少しだけ未練がなくもなかった。

「誰に許可取って荒らしてんだ、お前」

男の手を離れたことで、テリオンは盗みに出かける範囲を広げていた。その最中、ダリウスという少年に出会った。第一声はやや威圧的なものだったが、二言目にはテリオンの盗みの腕を褒め、数日後には同じ場所で落ち合い共に盗みをするほどの仲となった。

ダリウスとの盗みに楽しさと居心地の良さを覚え始めた頃(数年経過)、テリオンは街ですれ違った青年に声をかけられる。

「話を聞けば、息子がひとり居るというから迎えに来たんだ」

すれ違った女が足を止めて振り返る。それほどに目を引く顔立ちと柔らかな声音の青年は、テリオンが逃げても翌日また顔を見せに来た。

「キミの父親と私の母が結婚して、キミと私は戸籍上の兄弟となった」
「ただ、一つ、謝らなくてはならないことがある。キミのお父さんは悪事を働いていたようでね、母の手で警察に突き出されたんだ。有罪は免れないし、おそらく十年そこらは外に出られないだろう。私がキミを連れて行こうとしているのは、そういう理由からなんだ」

男に用はない。が、男と離婚しても、テリオンはオルブライト家に引き取られるという。教育熱心な家庭らしい。

「放っておけよ。今更、まともな生活に戻るつもりはない」
「それこそ、私の家まで来てもらいたいところだ。面白いものを見せてあげよう」

青年と出会って、半年が過ぎようとしていた。ダリウスと微妙な仲になりつつあったテリオンは、盗みの仕事がないことを言い訳に、仕方なく、オルブライト家に向かうことにする。

オルブライトの母親は、検事のようだった。職業病と言うべきか、新聞で見かけるような事件までプロファイルするくせがあるらしく、その青年もまた母親に似て謎めいた事件や出来事にはつい首を突っ込んで調べてしまうのだという。
テリオンを見つけたのも、母のプロファイルと、青年の探索能力による、と。

「キミが自由に生きることは制限しない。が、知っておくと回避できることは世の中にたくさん溢れている。数日、ここで過ごして、キミの生活に役立つことを増やしてみないか?」

青年はそれを知識と呼び、知識は誰にも盗まれず、盗まれたところで誰の役にも立ち、自分の身を守るからと強く訴えた。あまりの気迫と、どちらかというと話し相手が欲しそうな雰囲気に、コーデリアに感じた放っておけなさを覚えて、しぶしぶ、頷く。

「ところで、……あんたの名前はなんだったか」
「サイラスだ。サイラス・オルブライト」

こうして、数日だけ、義兄弟とかいうサイラスと二人で過ごすことになったのだ。

数日が経って、最後の日に、サイラスが夜会に呼ばれて出かけると告げる。聞けば、コーデリア・レイヴァースの誕生日会とのこと。向こうが覚えているかはわからないが、顔を見たい気持ちがあった。サイラスはテリオンがコーデリアと顔見知りらしいことを口振りから察して、一緒に行こうか、と誘う。
テリオンは断ったが、サイラスは招待状を置いて、先に出かけた。

「私の招待状も忘れず持ってきてくれ」


ギリギリで追いつき、レイヴァース家に入るテリオン。サイラスから参加者や調度品について聞きながらコーデリアの登場を待つ。

人前でこそ視線を交わすだけに留まったが、サイラスとヒースコートのはからいで、再会することができた。少しの間話をして、別れる。
サイラスの元へ戻ると「考えは変わらないかい?」と訊かれて、瞬間的に怒りを覚えるテリオン。

その時、広間の方でガラスの割れる音、悲鳴が響く。

戻れば、コーデリアの誕生日のために公開されていた宝石の一つが盗まれるところだった。盗みに押し入ったのは誰か?──ダリウスだ。

彼は群衆の中にテリオンを見つけて、名指しで嘲る。道連れだと言わんばかりに。
サイラスが庇おうとするのを制して、テリオンはダリウスの後を追って屋敷を後にした。

「仕事がないという話だっただろ」
「そうだったか? ああ、そういうことにしたんだったな」
「お前は俺と違って金もあるんだ、少し休んだくらいで困りゃしねえんだろ」
「金持ちの道楽は楽しかったか?俺を見下して腹ん中で笑ってたんだろ」

どうやら、ダリウスは、テリオンがサイラスに呼び止められたとき、近くを通りがかったらしい。
テリオンに対する嫉妬や憎悪を拗らせていたダリウスは、サイラスのことを調べ上げ、テリオンがオルブライト家に引き取られていたことを知る。裏切られたのだと思い、いや、そうじゃない、先に自分が裏切ってやるのだと強く願い、今回の騒動を起こしたという。

テリオンに関わった者たちもすべて道連れだ、と言い残してダリウスは去る。テリオンはほとぼりが冷めるまで顔を見せない方がいいだろうと判断し、少しの間潜伏することにする。
その前に、一度だけサイラスに告げておこうとオルブライトの家に向かうが、マスコミや警察が押し寄せているのを見て躊躇う。

裏路地に引き込まれて、驚いてやり返したところ、相手はサイラスだった。痛い……とぼやきながら、サイラスはテリオンにおかえりと言い、それから、これからどうしたいかを訊ねる。

「警察に突き出さないのか?あの男みたいに」
「キミが自ら進んで悪事を働き、周りの人間に被害を及ぼすと言うならそうするさ。しかし、ここ数日話したキミと、コーデリア嬢の話と、あの場面での盗賊の話を踏まえると、キミは臨んで悪事に手を染めたようには聞こえなくてね」

だから、キミのことを教えてくれないか、と彼は言う。この期に及んで。

「教えるつもりはない。……確かにあの男に言われるままに始めたことだが、今はこれも悪くないと思ってる。悪人と変わらないさ」

だから警察でもなんでも突き出せよ、と言うと、サイラスは少し考える素振りを見せたあと、財布と携帯を渡してくる。

「今日、キミの返事に関わらず渡そうと思っていたんだ。財布は私が今持っていた現金とカードを一枚入れている。空は飛べなくとも、タクシーなりで遠くへ行くことは可能だろう。もし住居に困ったら、その端末に入っている私の連絡先にメールを送ってくれ。こちらで手配をするから」
「なんでだ」

どうしてそこまでする?と訊かれて、彼は、静かに笑む。

「キミが私に少しでも恩を感じたなら、その時返しに来てくれたらいい」

家族だから、とは言わなかった。そこにサイラスの本心があるように思えて、助かる、と一言だけ告げて立ち去る。

──数年後、レイヴァース家に再び宝石が戻ってきた、というニュースが流れる。コーデリア・レイヴァースが十八の誕生日を迎えるその日、会場が一瞬だけ暗闇に沈み、再び光が戻ったその時、4種の宝石が揃って輝いたのだという。

電子の新聞記事でそれを読んだサイラスは、ふ、と口元に笑みを浮かべて、メールを起動する。
送信すると、数秒後、それは宛先不明のエラーとなって返ってきた。



……
っていう話があってからの、再会したテリオンさんがサイラスに恩があるからって言って上がり込んで、サイラスがコデちゃんとの仲を取り持とうとしてくることに苛立ってるうちになるほどどうやらこの男のそばのほうがいいらしい……とテリオンさんが自覚して、っていうテリサイ!!相変わらずテリサイじゃないところの話が長すぎました。
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