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あたまのなかのひきだし
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もりえつりんご
2025/08/17 10:13
#ネタメモ
テリオンさんに「お試しでいいから」って口説き落として恋人っぽい関係にさせてもらったけど、結局自分が好きなことに付き合ってもらってるだけで、終わらせなきゃなあと思ってるサイラスの話。
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テリオンさんとしては(何言ってんだこいつ……)から始まって(まあ……別に、特に変わりはないか)とか思い始めていた矢先に、期間を決めてなかったからあと数日で終わりにしようか、と言われて「……」てなればいい。違いも分からんし、なんなら好きとかすら言われてもないから何がお試しだったのかも分からなくて、それを聞いたところ、サイラスの方から「負担になると思って、あまり言わなかった」と白状されて、
「素直に言ってみたらどうなんだ」
「……言えば、好きになってくれるのかい?」
「さてな」
肩を竦めるテリオンさん。
「勝手に始めておいて俺の話も聞かずに終わるというなら、あんたを恋人相手に自分勝手な振る舞いをするやつだと思うだけだ」
「それは……間違っていないよ。君の言う通りの私だと自覚したから、止めるんだ」
ってなって、チ、と舌打ちしたくなるテリオンさんだけど、自分だって別にこんなやつ好きになったわけでもなく仲間だから付き合っただけだしな……みたいな感じで別れることになって、
数カ月後になんだかんだでアトラスダムに近寄れなくて、トレサちゃんあたりを経由して近況を聞いたら、恋人ができたんだって、と聞いて、エッ……てなる。
そうかよ(怒)となったテリオンさんなのでそれからしばらくサイラスとは全く関わりをもたずにいたけど、ある時学者経由で情報を仕入れてほしいとなって、ノーブルコートの学者に話を聞きに行ったら、この分野は門外漢だ、別を頼れ、とか言われて、仕方なく……プリムロゼがサイラスに用事があると言うからついていくことに。
ついていったら、知らない学者が教授室から出ていくところで。
部屋を訪ねるとサイラスはいつものように応対してくれるけど、どこか覇気がない。
プリムロゼが遊ぶ男には気をつけなさいとか忠告するから、テリオンさんはぎょっとして、サイラスは慌てて「皆には秘密にすると言っただろう」とか言う。
酒場で聞いたところ、プリムロゼに恋の相談と指南とやらを受けたいとサイラスが言い出したらしく、近頃はその成果もあって、人を誘うことを覚えたらしい、と。
「初めて好きになった人のことを忘れたい、なんて言ったのよ。そんなの、その人に向き合うしかないじゃない」
苦い顔で言うから、プリムロゼを慰めつつ、まあ……そりゃ無理な話だろうなって聞いてるテリオンさん。
だって向き合うとなったら自分に話をするしかない。自分はしばらく彼に会わなかったから、向き合いようがないわけで……そこでふと、考えてみる。
向き合って、死に別れた。自分たちはそうはならないだろうが、じゃあ……一生会わないなんてことになるのか?と。
好きに生きていればいい。元気ならそれでいい、と自分も思うけど、この恋を終わらせて、サイラスが他に好きな人と付き合って……となるのかと考えると、信じられないなと思う。そんなふうに生きるとは思えないし、そもそもテリオンさんに話をしてきたことだって珍しくて、しかも初恋だって?などと考え出してしまって、いや面倒なことは考えるのをやめよう、って思って翌日は仕事の話をしにいく。
仕事の話をしてるときはいつも通りで、この距離がいいと思ったんだったな、って思いながら分かれて、依頼を終えて、また旅をして、ふと土産話になりそうだな、と思うことがあってサイラスに話をしに行く。
結果的に、土産話をするくらいの関係ならいい、とか言い出したテリオンさんと、えっ……?となるサイラスなんだけど、土産話をしてるうちにサイラスに手が出るようになっちゃって、更に困惑させて「無理にしようとか考えなくていい」とか言われて、はあ……?無理にしてないぞって言っても信じてもらえなくて、め、めんどうくせえ!と思ってじゃあもうしようみたいなことになればいいし、サイラスとしてはいやどうしてそこまでするんだろうみたいなことになればいいなと思いました。
読んだ
長くなった。なんだこれ。
いやなんだこれっていうか、私の好きな元彼テリオンさん概念か……。いつものか……。
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テリオンさんに「お試しでいいから」って口説き落として恋人っぽい関係にさせてもらったけど、結局自分が好きなことに付き合ってもらってるだけで、終わらせなきゃなあと思ってるサイラスの話。
テリオンさんとしては(何言ってんだこいつ……)から始まって(まあ……別に、特に変わりはないか)とか思い始めていた矢先に、期間を決めてなかったからあと数日で終わりにしようか、と言われて「……」てなればいい。違いも分からんし、なんなら好きとかすら言われてもないから何がお試しだったのかも分からなくて、それを聞いたところ、サイラスの方から「負担になると思って、あまり言わなかった」と白状されて、
「素直に言ってみたらどうなんだ」
「……言えば、好きになってくれるのかい?」
「さてな」
肩を竦めるテリオンさん。
「勝手に始めておいて俺の話も聞かずに終わるというなら、あんたを恋人相手に自分勝手な振る舞いをするやつだと思うだけだ」
「それは……間違っていないよ。君の言う通りの私だと自覚したから、止めるんだ」
ってなって、チ、と舌打ちしたくなるテリオンさんだけど、自分だって別にこんなやつ好きになったわけでもなく仲間だから付き合っただけだしな……みたいな感じで別れることになって、
数カ月後になんだかんだでアトラスダムに近寄れなくて、トレサちゃんあたりを経由して近況を聞いたら、恋人ができたんだって、と聞いて、エッ……てなる。
そうかよ(怒)となったテリオンさんなのでそれからしばらくサイラスとは全く関わりをもたずにいたけど、ある時学者経由で情報を仕入れてほしいとなって、ノーブルコートの学者に話を聞きに行ったら、この分野は門外漢だ、別を頼れ、とか言われて、仕方なく……プリムロゼがサイラスに用事があると言うからついていくことに。
ついていったら、知らない学者が教授室から出ていくところで。
部屋を訪ねるとサイラスはいつものように応対してくれるけど、どこか覇気がない。
プリムロゼが遊ぶ男には気をつけなさいとか忠告するから、テリオンさんはぎょっとして、サイラスは慌てて「皆には秘密にすると言っただろう」とか言う。
酒場で聞いたところ、プリムロゼに恋の相談と指南とやらを受けたいとサイラスが言い出したらしく、近頃はその成果もあって、人を誘うことを覚えたらしい、と。
「初めて好きになった人のことを忘れたい、なんて言ったのよ。そんなの、その人に向き合うしかないじゃない」
苦い顔で言うから、プリムロゼを慰めつつ、まあ……そりゃ無理な話だろうなって聞いてるテリオンさん。
だって向き合うとなったら自分に話をするしかない。自分はしばらく彼に会わなかったから、向き合いようがないわけで……そこでふと、考えてみる。
向き合って、死に別れた。自分たちはそうはならないだろうが、じゃあ……一生会わないなんてことになるのか?と。
好きに生きていればいい。元気ならそれでいい、と自分も思うけど、この恋を終わらせて、サイラスが他に好きな人と付き合って……となるのかと考えると、信じられないなと思う。そんなふうに生きるとは思えないし、そもそもテリオンさんに話をしてきたことだって珍しくて、しかも初恋だって?などと考え出してしまって、いや面倒なことは考えるのをやめよう、って思って翌日は仕事の話をしにいく。
仕事の話をしてるときはいつも通りで、この距離がいいと思ったんだったな、って思いながら分かれて、依頼を終えて、また旅をして、ふと土産話になりそうだな、と思うことがあってサイラスに話をしに行く。
結果的に、土産話をするくらいの関係ならいい、とか言い出したテリオンさんと、えっ……?となるサイラスなんだけど、土産話をしてるうちにサイラスに手が出るようになっちゃって、更に困惑させて「無理にしようとか考えなくていい」とか言われて、はあ……?無理にしてないぞって言っても信じてもらえなくて、め、めんどうくせえ!と思ってじゃあもうしようみたいなことになればいいし、サイラスとしてはいやどうしてそこまでするんだろうみたいなことになればいいなと思いました。
読んだ
長くなった。なんだこれ。
いやなんだこれっていうか、私の好きな元彼テリオンさん概念か……。いつものか……。